menu

鍼灸治療・訪問治療・交通事故(滋賀県野洲・守山)

スポーツ外傷 膝関節内側の痛み

公開日:2019年01月23日

はりまだ鍼灸整骨院の坂口です🐒

 

今回は膝関節の症例報告です

 

16歳  男性  陸上短距離選手

 

《症状》

1月12日トラックを反時計回りに走行中に膝内側部痛が出現

 

アキレス腱を痛めて休養後の練習でその日の調子は

 

休んでいた割には痛みがなく走れていたそうです。

 

膝関節屈曲制限、屈曲時に膝蓋骨内側部に痛み

 

痛みは運動時だけではなく座っていてもうずくような痛みがある

 

マックマレーテスト(半月板テスト)陰性

内側ストレステスト(内側靱帯テスト)陰性

大腿四頭筋収縮テスト 陽性

 

若干腫れを確認出来るものの目立ってはなく

 

歩行痛、階段を降りる動作に痛みの増強あり

 

どの動作でも膝蓋骨内側部に痛みが出ています。

 

《考察》

テスト法からも関節靱帯、半月板の損傷よりも大腿四頭筋による

 

痛みの発生だと考えられ、特に内側広筋の牽引力によるものと考えました。

 

 

触診でも内側広筋部の筋緊張を確認でき特に、上の図の紫の〇部分周辺や

 

縫工筋との筋溝にも著明な筋緊張が存在します。

 

休み明けのトレーニングにて急激に筋収縮を起こしてしまった為に

 

今回は膝蓋骨周囲に痛みが出現したと思われます。

 

《治療》

筋肉の牽引力が収まらない限り同じところを引っ張ってしまうので

 

内側広筋を緩める事を目的として筋硬結部分に押圧の刺激

 

動作確認後、鍼治療により筋肉を緩め痛みの部分を刺激

 

今回のケースにも鍼治療は効果的です

 

目的の筋肉が存在し緩めることで症状軽減が期待できる場合は

 

迷わず鍼治療を勧めていきます

 

鍼自体の時間は10分程度です

 

現在4回目の治療が終わり元々座っているだけでうずいていたのは

 

1回目の治療後なくなり、屈曲痛も3回目でだいぶん軽減しています

 

ただ階段を降りる動作や走る事に関しては痛みの残存があるため

 

今後も継続して治療していきます

 

《まとめ》

今回のケースは珍しい症状ではなくスポーツをしている方以外でも

 

同じように痛めてしまうことも考えられます

 

膝の痛みで半月板や靱帯以外でも筋肉が原因になる事も多いです

 

今後競技復帰が目標なのでしっかりサポートできればと思います