いまこそ!深呼吸を補給する漢方
こんにちは
野洲行畑鍼灸整骨院、秋岡智子です。
先日、登録販売者の研修へ参加して来ました。
一般用医薬品を販売する資格である登録販売者には、
毎年複数回の研修が義務付けられていますが、
コロナが広がってからは完全に通信講座に切り替わっていたため、
久しぶりの会場での研修となりました。
場所は20年前に私が通っていた鍼灸の専門学校の最寄り駅である、大阪環状線の天満駅。
朝から電車に揺られ向かいます。
あれから20年も経ったのか、、、
振り返ってみて改めて恐ろしくなります。笑
環状線の車窓がとっても懐かしかったです。
午前中は
●セルフメディケーション税制やその他改正された関係法規について
●コロナ禍で使用されている医薬品にどのような変化があったか
●人口の変動や最新の医薬品にまつわる情報について
ナドナド
しっかりとお勉強しました。
お昼はラーメン屋さんで😋
豚骨塩ラーメン細麺の麺硬め油少なめです
淡路島の玉ねぎ増量無料でした!
(画像は通常の量です)
数年ぶりの、、いやいや20年近くぶりの天六商店街、
古いお店もありますが、知らないお店がいっぱい
滋賀の生活にすっかり慣れた私は、おのぼりさん状態。
久しぶりの人混みにワクワクしました。
午後からは、『六神丸(ろくしんがん)』が
このストレスフルなマスクの時代にマッチしているというお話💁♀️
『六神丸』とは、歴史のある名薬で
動悸・息切れ・気つけ などに有効な
循環器系のバランスを整えてくれる小さな金色の丸薬です。
(テレビCMでお馴染みの『救心』も六神丸の一種です)
動物性の生薬、牛黄(ゴオウ)とジャコウの力で、
呼吸を深く・大きくし、
後天の気の一つ「清気」が老化により少なくなるのを助けてくれます。
ちなみに、呼吸の数は加齢によって変化することはほぼありませんが、
体内に取り込める酸素の量は年齢が高くなるにつれて減少していきます!
30歳の時を100%とすると
50歳で 60%
70歳では 半分以下の45%程度まで下がります。
元東京大学医学部教授 今堀和友著 「老化とは何か」岩波書店より
言わずもがなではありますが、
生命を維持する為には呼吸によって
体内に充分な酸素を取り込むことが必須です。
六神丸1日量4粒で補給できる『清気』は
深呼吸30回分に相当するとのこと。
この手の丸薬は、疲れやすかったり、
息切れしやすい方が飲むイメージが強いかもしれませんが、
心臓を元気付ける成分(センソ)だけでなく
心臓を落ち着かせる成分(レイヨウカク)も
入っていますので
眠りに問題を感じられている方にもオススメできる処方です。
各メーカーが色々なネーミングで販売されています。
画像のものはいずれも当院併設の薬店でご注文いただけます。
金ピカで、
ネーミングも六つの神なんてたいそうで、
とっつきにくく感じるかもしれませんが、
身体にはとても優しく作用する漢方薬なんですよ。
日頃から患者さまに深呼吸の大切さを説いている当院のH先生にも、
登山が趣味の院長にも是非ともおススメしなくては_φ(・_・
(※登山前や登山中にも良いそうです)
と思いながら講義を聞いていました。
そのあと後半には
皮膚蒸泄の大切さ、
またその機能の滞りによって様々な病態が起こるという、
大変興味深い講義を聞きました。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
そして最後はスパイスの話。
日本食にあまり登場しない香辛料ですが、
日々の食生活にを取り入れることができれば、
汗が出やすくなったり、皮膚も綺麗になるなど
良いことがいっぱいだということも改めて教えていただきました。
私のお気に入りメニュー✨スパイスカレーの記事もぜひ読んでみてくださいね👍
6時間の内容盛りだくさんの研修で頭がパンクしそうでしたが、
やはり自宅で1人通信講座の問題を解いているより、
とてもとても充実した1日でした。
また皆さんにも漢方薬の使い方や、
東洋医学の養生法など、お伝えさせていただきます♪
バニラヨーグルトコラボのシュークリームをゲットして
帰路につきました。
食養生の大切さを知りながら糖と脂をたっぷり摂取した一日でした、、、