症例報告 神経痛
はりまだ鍼灸整骨院です🐒
今回は坐骨神経痛についての報告です
50代 男性 工場勤務
《症状》
11月下旬から右腰部から右下肢後面にかけての痺れ痛さ
特に歩行時や立ち上がり動作に著明
椅子などに座っていても痛みにより姿勢保持ができない
腰椎伸展位にて痛みが増えるといった症状がありました
《考察》
問診内容から坐骨神経痛が出ています
ただし坐骨神経痛はあくまで症状の1つです
どのような状態で坐骨神経痛が出ているかが大事になります
他の症状で歩行がしにくく休憩が必要だと
間欠性破行が出ていますので腰椎脊柱管狭窄症を疑いました
脊柱管と言われる神経の通り道が狭くなり圧迫を受けた状態です
体幹の動きによっても圧迫を受けやすく症状が強くなります
《治療》
前屈みになると楽になりますがこの状態では生活がしにくくなります
しかし背筋を伸ばすと脊柱管の圧迫が増えてすぐに背中を丸めてしまいます
そこで圧迫を受けている腰椎部だけではなく
骨盤と股関節の連動性や骨盤と背骨の連動性をよくするように考えていきました
痛みが出ている患部よりも周りの関節を動かしやすいように施術をすると
少しずつ症状が軽減され1日5回の痛み止めの薬が手放せなかったのが
1ヶ月半後には薬には頼らずに生活できるところまでになりました
まだ関節の動きや腹筋などの動きに改善したいところがあるので継続して施術したいです
《まとめ》
今回は脊柱管狭窄症による坐骨神経痛でしたが
これがヘルニアや他の原因からくる坐骨神経痛ではアプローチの仕方が変わってきます
今回始めの2〜3週間は関節の動きがよくなっても痛みはあまり変わりませんでした
直後はましになっても次の日には戻っている繰り返し
それでも根気よく通っていただき少しずつ症状が改善していきました
また症例報告していきます❗️
滋賀県守山市 はりまだ鍼灸整骨院✌️
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