急性外傷の応急処置(RICE編)
こんにちは!
野洲行畑鍼灸整骨院の山外です(n*´ω`*n)
今回は「スポーツ外傷とスポーツ障害」番外編!
急性外傷の応急処置についてです。
RICE処置
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
RICE処置とは・・・
R:安静(rest)
I:冷却(icing)
C:圧迫(compression)
E:挙上(elevation)
の頭文字をとっています。
それぞれの説明いきます!!!
1.安静(rest)
悪化を防ぐことを目的とします。
文字通り、動かない・動かさないことです。
2.冷却(icing)
二次性の低酸素障害による細胞の壊死と腫脹を抑えることを目的とします。
ビニール袋やアイスバックに氷を入れて、患部を冷却します。
冷やす時間の目安は患部の感覚がなくなるまでが目安です。
また、痛みが出たら同様に冷やします。
これを患部の熱感がなくなるまで(1~3日程)繰り返します。
3.圧迫(compression)
患部の内出血や腫脹を防ぐことを目的とします。
テーピングや包帯で軽く圧迫気味に固定します。
注意点としては、圧迫しすぎによる血流障害などを起こさないことです。
なので、圧迫後に感覚や皮膚・爪色などのチェックを必ずしましょう。
4.挙上(elevation)
腫脹を防ぐことと腫脹の軽減を図ることを目的とします。
心臓より上に患部を挙げて挙上を続けます。
以上がrice処置です。
この処置は急性外傷の応急処置の基本と言われております。
皆さん、覚えておきましょう!
しかしながら、時代とともに処置も変化しています。
今回はあくまでベースとなった処置です。
「PRICE」「POLICE」「PEACE and LOVE」など変化しております。
なので次回は応急処置をもう少し掘り下げていきます!
「PRICE」について書きますね!
更新をお待ちください(^_-)-☆