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鍼灸治療・訪問治療・交通事故(滋賀県野洲・守山)

食のはなし

公開日:2019年07月01日 タグ:,

こんにちわ

 

野洲行畑鍼灸整骨院の秋岡智子です(n*´ω`*n)

 

今回は東洋医学の食についてのおはなし、

 

”五味”(ごみ)について書いていこうと思います!

 

 

五味とは文字通り、五つの味のことです。

 

東洋医学的な飲食物の分類のしかたで、下記の五つに分類されます。

 

①酸っぱいーーーーーーーー肝

②苦いーーーーーーーーーー心

③甘いーーーーーーーーーー脾

④辛いーーーーーーーーーー肺

⑤しおからいーーーーーーー腎

 

それぞれの味には右側に書いた通り

 

対応する五つの臓、”五臓”(ごぞう)があり、

 

偏食や、食べすぎ、不足などを

 

この”五味”と”五臓”の関係から判断することができます。

 

※臓とは東洋医学で、生命活動の中枢となって働く実質器官のことで

一般的な(西洋医学でいうところの)”内臓”とは大きく異なっています。

臓腑の話は次の機会にさせてもらいますね(^^)/

 

 

たとえば、現代では食生活の偏りから

 

甘みとしおからい味を多くとりすぎ、

 

反対に苦み、酸味が比較的不足している傾向があります。

 

このため甘み、塩味に対応している脾や腎の異常をきたしたり、

 

心や肝の異常を生じることがあります。

 

五味を均等に摂取することが健康の秘訣である、とされています。

 

 

東洋医学はバランスの医学、もしくは『ほどほどの医学』と言われています。

 

何かさえ食べていればよいというわけでもなく、

 

逆に食べなければよいというわけでもありません。

もちろん食べる量も腹八分目が理想です。

 

 

さまざまな健康法や、食餌療法があふれている現代ですが

 

紀元前5世紀から伝わる陰陽五行論に基づく健康法を

毎日の食生活にも取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

具体的な飲食物の分類は次回ご紹介します(*´ω`*)

 

おたのしみに~