食のはなし
こんにちわ
野洲行畑鍼灸整骨院の秋岡智子です(n*´ω`*n)
今回は東洋医学の食についてのおはなし、
”五味”(ごみ)について書いていこうと思います!
五味とは文字通り、五つの味のことです。
東洋医学的な飲食物の分類のしかたで、下記の五つに分類されます。
①酸っぱいーーーーーーーー肝
②苦いーーーーーーーーーー心
③甘いーーーーーーーーーー脾
④辛いーーーーーーーーーー肺
⑤しおからいーーーーーーー腎
それぞれの味には右側に書いた通り
対応する五つの臓、”五臓”(ごぞう)があり、
偏食や、食べすぎ、不足などを
この”五味”と”五臓”の関係から判断することができます。
※臓とは東洋医学で、生命活動の中枢となって働く実質器官のことで
一般的な(西洋医学でいうところの)”内臓”とは大きく異なっています。
臓腑の話は次の機会にさせてもらいますね(^^)/
たとえば、現代では食生活の偏りから
甘みとしおからい味を多くとりすぎ、
反対に苦み、酸味が比較的不足している傾向があります。
このため甘み、塩味に対応している脾や腎の異常をきたしたり、
心や肝の異常を生じることがあります。
五味を均等に摂取することが健康の秘訣である、とされています。
東洋医学はバランスの医学、もしくは『ほどほどの医学』と言われています。
何かさえ食べていればよいというわけでもなく、
逆に食べなければよいというわけでもありません。
もちろん食べる量も腹八分目が理想です。
さまざまな健康法や、食餌療法があふれている現代ですが
紀元前5世紀から伝わる陰陽五行論に基づく健康法を
毎日の食生活にも取り入れてみてはいかがでしょうか?
具体的な飲食物の分類は次回ご紹介します(*´ω`*)
おたのしみに~