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鍼灸治療・訪問治療・交通事故(滋賀県野洲・守山)

急性外傷の応急処置(PEACE and LOVE編 その2)

公開日:2022年03月19日 タグ:,

こんにちは!

 

野洲行畑鍼灸整骨院の山外です(n*´ω`*n)

 

 

前回、途中で終わってしまった

「PEACE and LOVE」続編です!

 

復習もふまえて・・・

「PEACE」は急性期の基本指針

「LOVE」は亜急性期以降の基本指針

でしたね。

 

今回は「LOVE」についてです。

 

いきますよ!

 

 

Load:力学的負荷

 

Optimism:悲観的にならない

 

Vascularization:血行改善

 

Exercise:エクササイズ

 

 

それぞれ掘り下げていきますね。

 

Load(力学的負荷)とは

組織の治癒やリモデリング・強化の促進を目的とします。

運動療法を主体とした能動的なアプローチは、

ほとんどの運動機器疾患の症例に効果的です。

適度な範囲内の力学的負荷は可及的早期からかけるべきであり、

症状が許せば日常生活動作も再開していったほうが良いでしょう。

 

以前に出てきた「Optimal loading」と似ていますね。

 

 

Optimism(悲観的にならない)とは

[病は気から]ということわざがあるように

患者さんの精神状態はケガの予後に関連します。

破局的思考や不安などの心理的因子は回復の妨げになることがあります。

足関節捻挫後の症状には、病態の程度よりも

患者さんの疾患に対する考えや感情が関係すると示唆されているくらいです。

 

Vascularization(血行改善)とは

痛みのない有酸素運動を行うことにより、

負傷組織への血流を増やし回復を促進させます。

また、モチベーション向上が期待されます。

 

治るためには栄養が必要です。

栄養を運ぶのは血液なので血行改善により

回復促進が期待されます。

 

Exercise(エクササイズ)とは

受傷後の可動域や筋力などの低下した機能の回復に有効とされています。

回復に向けた積極的なアプローチをとることで回復促進が期待されます。

治療や再発防止に効果的であることが強く支持されています。

 

 

 

「PEACE and LOVE」では、「POLICE」同様に力学的負荷の付与を通じた

軟部組織の回復に重きが置かれています。

その一方で、過度な抗炎症治療については

メリット・デメリットを考慮したうえで実施することが協調されています。

また、患者教育や社会心理学的因子の考慮などこれまでになかった点が追加されています。

全体を通じて

単なる短期的な痛みのコントロールで終わりにせず

長期的な視点で取り組むことの重要性がアピールされています。

 

 

 

 

応急処置は

「ICE」から始まり

1978年頃「RICE」「PRICE」になり

2012年頃「PORICE」にかわり

2020年頃「PEACE and LOVE」と

変化してきています。

 

今後も研究が進み、

新たな発見があり

提唱されている処置が変化していくことでしょう・・・

 

 

また続報あればブログに書きますね!

 

 

 

長らく続いた応急処置編はこれで終わりです!

 

 

 

 

お読みいただいた皆さんのタメになれば幸いです(n*´ω`*n)