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鍼灸治療・訪問治療・交通事故(滋賀県野洲・守山)

筋について(形状編)

公開日:2022年04月09日 タグ:,

こんにちは!

 

野洲行畑鍼灸整骨院の山外です(n*´ω`*n)

 

今回は筋の形状についてです!

 

 

まず、予備知識として「筋の起始・停止」について説明します。

 

筋のふくらんでいるところを筋腹といい、

体幹に近い方を筋頭、

遠い方を筋尾といいます。

 

起始部=筋頭・・・筋両端のうち動きの少ないほう

停止部=筋尾・・・筋両端のうち動きの多いほう(動かされるほう)

 

基本的に筋収縮は起始部に停止部が近付きます。

 

↓図を参照してください。

 

 

 

 

 

さて、形状にいきますよ!

 

筋の形にはいくつか種類があります。

 

1.紡錘状筋

 

2.羽状筋

 

3.半羽状筋

 

4.多頭筋

 

5.多尾筋

 

6.多腹筋

 

7.鋸筋

 

8.方形筋

 

それぞれ解説していきますね!

 

 

1.紡錘状筋

もっとも基本的な形状の筋です。

両端が細く中央部が太い紡錘状になっています。

 

 

 

2.羽状筋

中央に走る腱から筋線維が羽のように両側に伸びている筋です。

(例)長腓骨筋・後脛骨筋の上部・腓腹筋など

 

 

 

3.半羽状筋

上記、羽状筋の片側半分の形の筋です。

(例)半膜様筋・後脛骨筋の下部など

 

 

 

4.多頭筋

筋頭が複数に分かれている筋です。

分かれ方によって二頭筋・三頭筋などと呼びます。

(例)上腕二頭筋・上腕三頭筋・下腿三頭筋・大腿四頭筋など

 

 

 

5.多尾筋

複数の筋尾をもつ筋です。

(例)深指屈筋・浅指屈筋・総指伸筋・長趾伸筋など

 

 

 

6.多腹筋

筋の途中に腱があり、筋腹が複数に分かれている筋です。

(例)顎二腹筋・肩甲舌骨筋・腹直筋など

 

 

 

7.鋸筋

筋全体の形がのこぎりの形に見える筋です。

(例)前鋸筋・上後鋸筋・下後鋸筋など

 

 

 

8.方形筋

四角形の形をしている筋です。

(例)方形回内筋・大腿方形筋など

 

 

 

 

以上が筋の形状です。

 

一言で筋といっても様々なものがあります。

 

形状や筋の起始・停止を知っておくと

ストレッチをする際や、トレーニングをする際に

イメージしやすいですね!

 

 

長くなってしまったので筋の補助装置は次回にします!

 

 

更新をお待ちください(^_-)-☆