menu

鍼灸治療・訪問治療・交通事故(滋賀県野洲・守山)

ストレッチ(基礎知識編1)

公開日:2022年04月30日 タグ:,

こんにちは!

 

野洲行畑鍼灸整骨院の山外です(n*´ω`*n)

 

 

今日からはストレッチシリーズで攻めます!

 

 

ストレッチのやり方を知りたい!との声も多いのですが

そもそもストレッチって何?ということで

理論・知識についてまとめていきます。

 

ストレッチ、ちょこっと詳しくなってみましょう!

 

 

ストレッチとは・・・

「身体の柔軟性を向上させ、筋・関節の障害を予防すること」を

目的に用いられることが一般的です。

その他にも「筋疲労の回復促進」や「精神的ストレスに対するリラクゼーション」

「ダイエット」にも利用され広く普及しています。

 

ストレッチの本質・・・

多種多様な種目と目的をもつストレッチですが、

関節運動にかかわる軟部組織を伸張することによって

関節可動域を拡大すること、つまり

柔軟性を向上させることです。

 

 

皆さんご存知な内容ですかね?

なんとなく知っていたことかもしれませんね。

 

 

 

では、何を伸ばしているでしょう?

 

ズバリ「筋肉」です!

 

筋の機能は収縮と弛緩であり、自ら延長(伸張)する機能はもたず、

伸張力が加わることによってのみ延長(伸張)されます。

 

少しだけ前回シリーズの筋肉編を思い出しながら

続きを読んでください!

 

 

 

筋収縮を担う筋線維は筋内膜に覆われており、

これが多数集まって筋束を形成します。

筋束は筋周膜によって覆われ、

筋束が集まって一つの筋(骨格筋)が形成され、

さらに骨格筋は筋上膜(筋膜)によって覆われています。

 

これらの膜(内膜・筋周膜・筋上膜)は

膠原線維を含む結合組織で

細胞の形状を維持し筋の形態を支持するために

重要な役割を果たしていますが、

筋の伸張に対しては最も大きな抵抗になっています。

 

ちなみに、腱は膠原線維を多量に含む非常に丈夫な結合組織です!

 

膠原線維の物理的特性として粘弾性があります。

「力が加わると変形し、力が除かれると元の形に復元する」

という性質です。

急激に力を加えたり、一定以上の強い力を加えると組織は破壊されてしまいます。

ストレッチではこの力をどのように加えていくかが重要です!

 

結合組織が破壊されない程度の力を

一定以上の時間加え続けることにより、

組織の破壊を伴わずに変形(伸張)させることが可能となります。

 

 

長くなってしまったので続きは次回に持ち越します!

 

 

小難しい話ではありますが、

知っていると知らないとでは大きな違いです!

形だけではなくしっかりと理解をして取り組むために

もう少しお付き合いください(‘ω’)ノ