シーバー病・セーバー病
こんにちは!
野洲行畑鍼灸整骨院の山外です(*´ω`*)
しっかり12月も半分終わり
あと半月もせずに2018年が終わってしまいますね・・・
年末の大掃除などで身体を痛める方が増えてきています。
予防をしっかりして大掃除などをするようにしましょう!
シーバー病(セーバー病)をご存知ですか?
踵骨骨端症ともいいます。
お子さんがいらっしゃる方は聞いたことがあるかもしれません。
前回、スパイク&トレーニングシューズのブログに書いた内容をもう少し掘り下げていきます!
※前回のブログをまだ読んでない方はこちらから!
↓
骨が出来上がっていないため衝撃に耐えきれない
耐えきれずに踵では何が起こっているか・・・
まず、子供の骨と大人の骨の違いをみてみましょう。
上の画像を見てわかるように子供は踵の部分がくっつききっていません。
そのため、大人に比べもろいのです。
セーバー病は
踵にかかる衝撃などの負荷がかかり
プラス
アキレス腱が引っ張る力が加わり
アキレス腱のくっついている踵骨骨端核が引っ張られ
一時的な血流障害が起こり、
骨軟骨炎やひどい場合だと踵骨骨端核の壊死を起こし発症します。
発症したらまず運動を制限・中止する必要があります。
局所的には安静にさせます。(踵に負担のかかることは極力しない)
テーピングで負担を減らしたり
インソールも効果的です。
また、アキレス腱の柔軟性を高めることも重要です。
動ける程度の痛みであれば運動を続けてしまう子もいますが、
徐々に痛みが増していき治療期間が延びていってしまいます。
予後は良好ですが、治療に数年かかる場合もあります。
無理せず早期に治療を行いましょう。